成功するために週90時間喜んで働こう

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成功するには、緻密な戦略と圧倒的努力しかない。

人生に一発逆転はない。身を削るほどの努力が必要なのだ。

 

今日は、圧倒的努力について考えていきたいと思う。

起業家は雇われて週40時間働くことを避けるため喜んで週80時間働く

この言葉は、アメリカの女性実業家ロリ・グレイナー氏によるものだ。

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 wikipedia

会社員、勤め人は、安定した収入を得る代わりに、自らの時間を差し出し働く。

無駄な会議、無駄なシステム、無駄な飲み会、無駄な残業、無駄な通勤時間。

こうした労苦に耐えることで、会社員は年収500万円ほどを得るのだ。

 

僕にはこれが耐えられなかった。

上司の叱責やミスを恐れ、面白くもない仕事をして自分の時間はなくなり、

大好きな本も読めず、映画も観れず、スポーツもできず、

ただただ金曜日の夜を待ち、憂鬱な気持ちで土日を過ごしていた。

 

もちろんこれがすべてではなく、自由に働きながら成果を出し、

高収入を得ている会社員はたくさんいるだろう。

 

しかし、多くの会社員の「雇われて週40時間働く」ということの実態は、

上に書いた通りではないだろうか。

  

そして僕には、このような働き方はできないし、過去できなかった。

毎朝通勤電車に揉まれ、横並びの席でおとなしく仕事をし、疲れ果てて家に帰る。

だから僕は会社を辞めた。

雇われて嫌々週40時間働く代わりに喜んで週80時間働く道を選んだ。

 

自分で事業を興すから、無駄な通勤も無駄な会議も、無駄な人間関係もない。

全ての時間を自由に使うことができるし、

会社員と比べ精神的にも肉体的にも疲れることが少なく、長時間労働にも耐えられる。

 

もちろん、デメリットもある。

安定した収入はなくなり、必ず成功するという保証もない。

社会的なステータスも失う。

なによりも、自分の恐怖心と闘わなければならない。

 

しかし、それがどうした。

挑戦にはリスクがつきものだ。

挑戦し、成功するには圧倒的に努力するしかない。

だから僕は、喜んで週80時間、いや90時間働こう。

喜んで週90時間働こう

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これは、スティーブ・ジョブズ氏がMacintosh開発時に掲げたスローガンだ。

物事を成功させるためには、これぐらいの熱意と努力が必要なのだ。

そして驚くことに、

この日本にもジョブズ氏に勝るとも劣らない熱意を持った経営者がいる。

週110時間労働

その経営者とは、サイバーエージェントの社長である藤田晋氏だ。

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CyberAgent

彼は24歳で起業した当時、自らに週110時間労働という目標を課し、

当時史上最年少で東証マザーズ上場まで突っ走った経営者だ。

 

少し長くなるが、その当時の藤田氏の熱意と努力が伝わる文章を

『渋谷ではたらく社長の告白』から引用したい。

会社が始まってしばらくすると、私は週110時間労働目標に掲げ、日高にもそれを伝えました。

〈中略〉

その目標を立てたとき、ある先輩から言われました

「長時間働けばいいってもんじゃないだろう」

もちろんそんなことは百も承知です。それでもなぜこんな目標立てたのかと言えば、私なりの成功セオリーを持っていたのです。

この作戦は成功でした。

始めたばかりの会社は取引もまだ少なく、はっきり言って、意外とやることが無くて暇なのです。ところが、長時間働くことが決まっているので、あまった時間に顧客見込みリストを作成したり、新規事業プランコンテストを行ったり、苦手な技術や経理に関する勉強をすることなります。

それらをすべてこなしているうちに、業績が伸び、新規事業が生まれ、やがて時間を決めなくても本当に忙しくなっていったのです。

ここで面白いのは、技術や経理に関する勉強の時間も

「仕事」の時間に含めていることだ。

 

勉強時間を仕事の時間に含めるなんておかしいじゃないか、と思うかもしれないが、

勉強という時間を投資することで、後々収益をあげられるならば、

これは立派な仕事と言えるだろう。

 

そして、勉強時間を仕事に含められるなら、

私の目標とする週90時間労働は案外容易いかもしれない。

 

ただし、勉強と称してYouTubeでくだらない自己啓発動画を観たり、

自己啓発書を読んだりしないように注意しよう。

バランスをとるな!

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wikipedia

先ほど、週90時間労働は案外容易いかもしれないと書いたが、それには条件がある。

それは、「何かを捨てること」だ。

成功を目指してバリバリ働きながら、ジムに行き、読書や映画を楽しみ、

友人と遊び、女性とデートをするなんて生活は捨てることだ。

 

確かに息抜きは必要かもしれないが、

成功を目指すなら、他のことは捨てなければならない。

 

今まで何一つ成し遂げられなかった者が、

何事もバランスよくこなすことなどできるはずがない。

 

堀江貴文氏は著書『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』でこう述べている。

「やりがいのある仕事バリバリやりたい」が、「家族サービスのためにゆったりした時間も欲しい」。

「趣味の時間は今より減らしたくないが」、「もっと収入が欲しい」。

 

多くの人は、「バランス」をとろうとしすぎる。

でも、それはちょっとずるいと思うのだ。

仕事も家庭も趣味も、なんでもいいとこどりで、バランスのとれた生活をしたいと言っておきながら、もっと時間を効率的に使いたいとか、チャレンジの多い人生を送りたいとか、人間関係で悩みたくないとか…。

それははっきりいって無理だ。

 

まず、バランスを維持したまま、新しいことなどできるわけがない。現状を変えることなく、物事のいいとこ取りをしようというのは不可能というものだ。

心躍る体験を味わおうとすれば、そのために費やす時間も必要になるし、失敗のリスクもある。

物事はすべてトレードオフであり、例外はない。

厳しいが、これが成功するために必要な圧倒的努力だ。

家族や恋人、友達、趣味、全てを投げうって、努力せねばならない。

 

以上、偉そうなことを書いたが、

これは自分への叱咤激励として書いた部分もある。

その点はご容赦いただきたい。

 

さて、今週から週90時間、喜んで働こう。